太平洋を見守る白い灯、勝浦灯台

特集記事
勝浦市
いすみライフ 2025年10月号掲載

 勝浦灯台は、千葉県勝浦市に所在し、房総半島南東部を照らす現役の灯台です。1917年(大正6年)3月1日に初点灯し、太平洋戦争中に米軍の攻撃を受けましたが、戦後に数回の改良を経て、1983年(昭和58年)に現在の白いタイル貼りの灯塔となりました。

 南房総の最も東に突き出た「ひらめきヶ丘」に建ち、千葉県を代表する灯台の一つとして、北の犬吠埼灯台、南の野島埼灯台などとともに航路の安全に重要な役割を果たしています。

 11月1日の灯台記念日にあわせ、勝浦灯台に登ることのできる年に一度のイベント「勝浦灯台特別公開」を開催します。(入場無料・荒天時中止)
 大正6年の初点灯から使用されているレンズは交換により今回で見納め。時間限定で、海上保安庁職員によるレンズの解説付きの灯室見学を実施します。
 そのほか、海上保安庁ブースやキッチンカーの出店、勝浦カッピーや勝浦灯台の擬人化キャラクターの等身大パネルも登場しますので、ぜひお越しください。

【灯台の内部公開について】

・当日は、整理券を配布します。
・「展望デッキ」見学と「展望デッキ+灯室(レンズ)」見学は、実施する時間が分かれています。
・各回の定員やタイムスケジュール等は、勝浦市及び 勝浦市観光協会HPで確認してください。
・灯台内部は狭く、急な階段や鉄梯子があります。スカートやヒールの高い靴、滑りやすいサンダル等でのご来場はご遠慮ください。

「燈の守り人」プロジェクトにより擬人化された「勝浦灯台」のキャラクター

CV:豊永利行さん
誕生日:1917年3月1日
身長:173cm
好物:担々麺
レンズアイテム:巨大な天秤

DATA 勝浦灯台特別公開
  • 2025年11月1日(土)・2日(日)
  • 9時半~15時 ※灯台内部公開の最終入場 11/1は14時15分、11/2は14時45分
  • 植村記念公園・官軍塚の駐車場(徒歩約10分)※勝浦灯台に駐車場はありません。
  • 地図を見る(GoogleMap)
  • 勝浦市役所観光商工課 0470-73-6641(平日のみ)
    (一社)勝浦市観光協会 0470-73-2500
※内容は記事作成時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合があります。