本がたくさんある場所といえば図書館です。 大多喜町立大多喜図書館天賞文庫は、千葉県最初の公立図書館です。 明治30年(1987年)10月17日に大多喜町出身、東京銀座天賞堂初代店主 江澤金五郎(えざわきんごろう)(1852~96年)の遺志「我若し幸に成功せば、郷里は勿論国家教育上に 対し公益事業を起こさん」を継いだ、弟江澤富吉及び2代目江澤金五郎(金五郎の子 増次郎が襲名)によって、現在の大多喜小学校内に建てられ「天賞文庫」と名付けられたそうです。
当初は2階建てレンガ造りのモダンな建物でしたが、関東大震災で崩壊寸前となり使用不能となりました。その後多くの移り変わりを経て、平成元年大多喜町により鉄筋コンクリート造りで現在の場所に図書館が新築オープンしました。