太巻き寿司で国際交流

特集記事
勝浦市
いすみライフ 2025年3月号掲載

 バルバドス出身、現在勝浦市在住のリアハリスさんは、ALTとして勝浦市の小・中学校などで、英語の授業のお手伝いをされています。
 バルバドスは、カリブ海に浮かぶ美しい島国です。透明度抜群の海と白い砂浜、豊かな自然、年間を通して温暖な気候が魅力です。面積は横浜市と同じくらい、日本からは飛行機を乗り継ぎほぼ24時間、地球の反対側に位置しています。

 リア先生は、バルバドスでは電気工学とコンピューター工学を専攻し、理科と数学の教師として数年勤めた後、文化や気候の違う日本でチャレンジしてみようと英語の先生としてやってきました。当初、日本でも温暖な南の地域を希望していたそうですが、縁あって勝浦に派遣されたそうです。房総半島は私たちからしてみたら温暖な気候と思っていましたが『はじめてダウンコートや防寒着を買いました!』と笑顔のリア先生。その他にもいろいろな日本の習慣を学びチャレンジしています。

 今回は、市野川コスモスフェスタなどを企画されている市野川の有志の皆さんの企画で、リア先生と郷土料理の太巻き作りを体験しました。日本人でもなかなか作ったことのない太巻きですが、丁寧に教えてもらい上手に作る事ができました。前回はリア先生の出身地バルバドス料理を紹介されたそうです。

 日本滞在は8月までだそうです。リア先生ともっといろいろ話したいという気持ちから英会話を学びたくなりました。あと半年、日本で楽しくチャレンジしながら英語も教えてくださいね!