大多喜高校・長生高校美術部作品展「いつもの放課後、美術室で」12/22(日)まで展示開催
いすみ市の田園の美術館では、大多喜高校と長生高校の美術部が合同作品展を開催しています。それぞれの学校で、大多喜高校は10年前、長生高校は3年前に作品展を開催していましたが、合同で開催したのは今回が初めてだそうです。
作品は50号~100号の大作の油彩画を中心に約70点、在校生と卒業生の作品も展示されています。サブタイトルの通り、日中は学業に励み、放課後になると美術室でこれらの大作の制作に取り組む様子がひしひしと感じられます。3年間という限られた高校生活の中で、美術室で過ごした時間がどれだけ凝縮した充実した時間だったのかがどの作品からも伝わってきます。本当に素晴らしい作品ばかりです。
今回の作品展が開催できたのは、大多喜高校・長生高校の両方で美術部の顧問をされていた稲邑先生ご尽力あっての事。また、卓越した技術の中に純真さのある作品を見ていると現顧問の安原先生(大多喜高校)齋藤先生(長生高校)と生徒の皆さんの信頼関係も伝わってきました。
いろいろな秋の過ごし方があるかと思いますが、是非「芸術の秋」で高校生たちのパワーあふれる作品から元気と感動を受け取ってみて下さい。