2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて、世界的に和食への関心が高まり、自然を尊重する日本人の伝統的食文化も注目されるようになりました。料亭は食べることや庭園、個室の調度品、料理の器、おもてなしなどを含めて、料亭で過ごす時間を楽しむものだといいます。この館蔵名品展では、2014年に閉店した県内の老舗料亭「うなぎ安田」の器や調度品、本藍の印半纏、書や絵画など特にすぐれた料亭資料を展示します。