大原はだか祭りは、いすみ市（旧大原町）の祭礼で、現在は、大原地区10社、東海地区6社、浪花地区2社の計18社の神社で毎年9月23日～24日の2日間にわたって行われる勇壮なお祭りです。

祭りのみどころ

お祭りのみどころは、たくさんありますので、いくつかピックアップしてご紹介いたします。まずは、23日、8：30頃に大原地区の10社は親神である鹿島神社に参集し、法楽を行います。13：00頃、全18社のお神輿が五穀豊穣・大漁祈願祭の会場である大原漁港に参集し祈願の後、14：30頃各お神輿が一斉に海へと担ぎ込まれる「汐ふみ」へと続いていきます。※表記の時間は、おおよその時間です。行事内容により時間が変更になります。

「汐ふみ」が終わると今度は、大原中央商店街へ移動し、18社のお神輿が並んで祭り唄を唄いながら、「大別れ式」会場の大原小学校へ向けて渡御します。大原小学校へ到着したお神輿は、我先にと走り出し、小学校の校庭を何周も走り続けます。日も落ちて、提灯に明かりが灯る頃、花火とともに別れを惜しむ唄が唄われ会場をあとにします。

24日は、午前中からそれぞれの地区で村廻り。15：00頃に一部のお神輿が大原八幡神社へ参集後、前日同様、商店街を渡御し、大原小学校で「大別れ式」となります。この他、23日に東海地区6社の別れや24日に鹿島神社にて三社の別れ、甚句などみどころいっぱいです。