コスモスフェスタやあじさい祭りでおなじみの勝浦市市野川地区で、すてきな紙芝居『市野川物語』が出来上がりました。きっかけは、今から39年前のある出来事のお話からだそうです。

勝浦市といえは海の町のイメージ、山の小さな里山の市野川は「ぜいごっぴ」とからかわれることがありました。(※ぜいごっぴ…田舎の子、田舎っ子という方言)秋祭りでも市野川の御神輿は江戸時代から伝わる立派なものではあるけれど、他の地区のきらびやかな御神輿に比べるとどこか見劣りしていました。そこで立ち上がったのが、当時の若衆であり、今の市野川市区の中心となっている人たちです。「新しい御神輿をつくって、山の手を盛り上げよう!」地域の人々のこころも強くゆさぶられました。


せっかくの紙芝居なので、お話の続きは是非紙芝居で聞いてもらいたいと思いますが、その時に出来上がった新しい御神輿の「初担ぎ」を地域をささえてきた年配者へ敬老の日にプレゼントした事が当時の新聞に取り上げられました。70代80代のおじいさん、おばあさんが堂々と御神輿を担ぎあげたそうです。

このお話を地域の大切な歴史のひとつとして、紙芝居という形で残されたのも心温まります。紙芝居は昨年完成したばかり、これからも地域活性化、地域振興のため活動していきますとお話されていました。