大多喜城はかつて徳川四天王の一人、本多忠勝公が治めた城として知られています。廃藩置県で廃城となり場内の建造物はすべて取り壊されてしまいましたが、昭和50年9月に大多喜城(現・県立中央博物館大多喜城分館)が建設されたのを機に、当時を偲ぶ「お城祭り」が毎年開催されるようになりました。
今年は記念すべき第50回になり、前夜祭の最後には打ち上げ花火が上がります。 また過去50回を振り返るお祭りの写真のパネル展が中央公民館で開催されます。
城下町通りの一角はみごとな竹灯籠や花手水で彩られます。 前夜祭では歩行者天国となり、キャンドルカップに光を入れた光アート展をはじめ、踊りや演奏などが行われます。少し進み、見上げるとライトアップされた大多喜城。この日は特別に普段より一層幻想的な光景が広がる大多喜町です。